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栗山 正明; 小原 祥裕; 秋野 昇; 海老沢 昇; 花田 磨砂也; 井上 多加志; 樫村 隆則*; 伊藤 優*; 伊藤 孝雄; 河合 視己人; et al.
Fusion Technology 1992, Vol.1, p.564 - 568, 1993/00
原研では、正イオン及び負イオンNBIシステムの研究開発が行なわれている。正イオンNBIは、準垂直入射用NBIと接線入射用NBIから構成されている。10基のビームラインから成る準垂直入射NBIは、ビームエネルギー120keVで29MWの重水素中性ビームを入射することを目標とするもので、現在までに90~95keVのビームエネルギーで23MWまでのパワーを入射している。4基のビームラインから成る接線入射NBIは、既設の準垂直NBIを改造したもので、新規に製作したのはビームラインタンク、漏洩磁場打消コイル等のみで、主要なコンポーネントであるイオン源、中性化セル、偏向磁石、ビームダンプ等は配置を変えるだけで再使用している。重イオンNBIに関しては、JT-60U用及びITER用のためにR&Dが進められている。これらのR&D結果を基に500keV/10MWの負イオンNBIシステムが建設される。
河合 視己人; 秋野 昇; 伊藤 孝雄; 栗山 正明; 松岡 守; 大賀 徳道; 薄井 勝富
JAERI-M 91-223, 46 Pages, 1992/01
JT-60の高性能化改造に伴い、JT-60NBIの磁場系も必要な検討とそれに基づく改造を行った。NBIの高エネルギー化、重水素化のための偏向磁石の磁場増大については、縮小モデル実験の結果より、磁気飽和分を励磁電流増加で補正するだけで良いことがわかった。漏洩磁場の増大に対しては、同じモデルによる実験の結果、従来の磁気シールドと打消コイルを組合せたシステムにさらに打消コイルを追加設置すれば良いことがわかった。また、磁気シールド付電離真空計の漏洩磁場増大時の性能を計算コードにより評価した結果、ゲージの磁場に対する設置角度に制限を加えればそのまま使用できることがわかった。接線入射化改造ユニットの漏洩磁場対策については、計算コードを主に用いた検討の結果、NBIタンクの内外に2個一組の打消コイルを設置する方法が最適なことがわかった。